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指圧治療家がお伝えする 経絡治療・トリガーポイント療法

経絡按摩・経絡指圧・トリガーポイント療法・中医学・AKA療法・講習会、セミナーについて、指圧塾 塾長のブログ

腕橈・腕尺関節の関節運動法/経絡按摩・関節運動法

本日は、経絡按摩・関節運動法講習会の練習会に参加してきました。

関節運動法では、肘関節の関節運動法を行いました。

腕橈関節と腕尺関節の手技になりますが、ポイントは的確に橈骨と尺骨をタッチする事によって、関節包内の運動が行われるという事です。

筋肉越しに骨を触ることになりますので、触察の技術が重要となりますが、慣れてくれば骨の感触は感じ取れてきます。

腕橈関節と腕尺関節の動きは上腕骨の凸に対して、橈骨と尺骨の関節面は凹となっています。

治療手技では、関節面の凹凸の動きをしっかりイメージする事がコツとなりますが、

関節は直線的ではなく、弧を描いて動きますので、その丸みをもった動きに沿って力を働きかける事が大切です。

離開法や滑り法、屈曲・伸展と凹滑り法、過伸展法などと色々な手技がありますが、的確に行うと上肢を流れる六経に響き、経絡反応が起こる事によって様々な症状の改善につながります。

例えば、肩コリ治療には大腸経と三焦経が流れる腕橈関節の治療が効果的です。

また、心包経や心経が流れる腕尺関節の治療では、胸が広がるように軽くなる感じがするなどの響きを感じる方もいます。


日常生活では、家事やパソコン仕事などで、上肢を酷使してる方は多く、肩甲骨や鎖骨からの大きな動きは、肩周囲の筋緊張により制限されていて、肘関節に負担がかかっています。

肘関節の症状は、テニス肘や野球肘などの症状が出ない限り、自覚症状が出にくい部位です。

肘周囲の経穴に硬結圧痛反応があれば、肘関節は関節機能異常があると考えます。

関節運動法と経絡治療を併せて考えていくと、治療家としての守備範囲が広がってきます。



指圧塾では、

・治療反応を起こす指圧法の基礎
・症状別の経絡治療や経穴学
・筋肉別のトリガーポイント療法
・仙腸関節を中心とする関節の治療技術であるAKA療法

などを学ぶ事が出来ます。

指圧塾
指圧療法・経絡治療・トリガーポイント療法の講習会
http://shiatsu-juku.com/











テーマ:心と身体 - ジャンル:心と身体

指圧塾 伏臥位 腰部・殿部の指圧法

一昨日は、指圧塾・基本手技コースを開催しました。

内容は、伏臥位での腰部・殿部の指圧法を行いました。


腰部の指圧法では、
腰椎の彎曲を考慮して、垂直方向に圧を入れる事が大切です。

腰椎の生理的前彎に対してや、前彎増強タイプの方では、圧がベッド方向に向かってしまっては、硬結やツボを垂直に捉えることが出来ない部位があります。

圧が彎曲の傾斜に流されないようにするには、施術者はベッドサイドの適切なポジションから、体重をかけることが大切です。

起立筋外縁は、膀胱経2行線や腸肋筋に対しての指圧法となります。

施術部位に対して直角に圧を入れていくと、圧は下肢の方へ流されてしまいます。

上半身は、胸郭もありますし逆三角形だということをイメージして、起立筋の外縁は、やや頭側に斜めに狙っていくと垂直方向となります。

やや斜めに圧を入れていくことによって、浮肋骨の位置の確認もリスクを少なく行えます。


殿部では、
立体的なハート型をしているというイメージを持って、施術面に対して垂直を狙います。

殿部の基本的な施術部位は、梨状筋を基準として、それより上部で練習を行うと、殿部指圧の感覚がつかみやすいです。

この部位には、腰痛や坐骨神経痛などに効く、重要なトリガーポイントもいくつかあります。

殿部は、大殿筋や中殿筋、小殿筋、また脂肪組織などで厚みがありますが、表層部から深層部まで一直線に圧が入ると、治療反応が起きる響く圧となります。


どの部位の指圧法でも基本は同じですが、
拇指圧の場合、拇指に体重が乗っていることが重要です。

拇指を当てて体重をかけていくと、四指や手掌の中央の方に体重が逃げてしまっている事があります。

これは施術者本人は気がつきませんので、練習パートナーに拇指に体重が乗っているかを確認しながら感覚をつかむと良いと思います。


指圧塾では、

・治療反応を起こす指圧法の基礎
・症状別の経絡治療や経穴学
・筋肉別のトリガーポイント療法
・仙腸関節を中心とする関節の治療技術であるAKA療法

などを学ぶ事が出来ます。

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指圧療法・経絡治療・トリガーポイント療法の講習会
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五十肩の経絡治療/経絡按摩・関節運動法

一昨日は、経絡按摩・関節運動法講習会に参加してきました。

経絡按摩では、五十肩の治療を勉強しました。

五十肩は、肩関節周囲の疼痛部位は、肺経、大腸経、三焦経、小腸経の症状ですが、

根本の臓腑の弱りとして、肝経・脾経・腎経の弱りを診る事が大切です。

肩関節や上肢の症状は、身体の正中よりも外側にあらわれる症状ですので、

背腰部の膀胱経では、2行線のツボがポイントとなり、

魂門、意舎、志室が治療穴として重要となります。

一番の硬結圧痛反応のあるツボに持続圧を行い、肩関節周囲の圧痛の軽減や、可動域改善を確かめます。

その他、疼痛部位と同じ経絡上の前腕や手背に診断按摩を行い、硬結圧痛反応のあるツボに持続圧を行うと効果的です。


関節運動法では、肩関節と肩鎖関節、胸肋関節、肋横突関節の手技を勉強しました。

この部位は、肩コリや五十肩、上肢の痛み、しびれなどの症状には重要な治療関節となります。

受講生の方には、手指を当てる骨の位置や力加減などのコツをお伝えさせて頂きました。

経絡は全身をめぐります。
関節機能異常を改善することによって経絡反応が起こり、気のめぐりが改善して症状は治癒へと向かいます。

関節包内の調整と経絡との関係はとても大切です。
治療の守備範囲が広がりますので、関節運動法は習得したい技術ですね。


指圧塾では、

・治療反応を起こす指圧法の基礎
・症状別の経絡治療や経穴学
・筋肉別のトリガーポイント療法
・仙腸関節を中心とする関節の治療技 術であるAKA療法

などを学ぶ事が出来ます。

指圧塾
指圧療法・経絡治療・トリガーポイント療法の講習会
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指圧塾 頚部・肩上部の経穴、トリガーポイント

27日は、指圧塾の日曜コースを開催しました。

午前中の基本手技コースでは、
伏臥位での頚部と肩上部の指圧法を行いました。

頚部では、
後頭骨下縁と後頚部に対して、垂直を捉える指圧法の練習を行いました。


後頭骨下縁は、
経穴では、天柱や風池、完骨
トリガーポイント(TP)では、後頭下筋群や頭半棘筋第1、頭板状筋などのTPが形成される部位であり、

頭痛やめまい、目や鼻、耳症状などに対しての治療では重点部位となります。

後頚部は、頭半棘筋第2、頚板状筋第1などのTPが形成される部位で、こちらも頭痛や目の症状には必須の治療ポイントになります。

肩上部のツボでは、肩井や天髎。
TPは、僧帽筋や肩甲挙筋などの、
首肩の痛みや頭顔面部の症状には重要な治療部位です。


これらの経絡経穴学やトリガーポイントの知識を知っている事はもちろん大切ですが、

ツボやTPを響かせる技術によって、治療反応が起こります。

施術部位の骨格の形状や筋肉の性質に合わせて垂直を捉え、適切な深さまで圧を浸透させる事が重要です。


そして、
拇指や手指の当て方、体重をかける時の身体の使い方などのコツもお伝えさせて頂きました。

施術部位が変わっても、指圧法の基本は同じです。

基本をしっかり身につけて、
ツボやトリガーポイントに安定持続圧を行う技術をマスターしましょう。



指圧塾では、

・治療反応を起こす指圧法の基礎
・症状別の経絡治療や経穴学
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尺沢・孔最の指圧法で知っておくべき3つのこと

前腕の掌側面には、手に流注する経絡の中で、陰経が3本走行しています。

その中で、解剖学的正位にした時に一番外側を流れるのが肺経です。

今回は、肺経の経穴である尺沢と孔最の指圧法で、知っておくべき3つのポイントを説明します。


①前腕はやや回内位になっている

仰臥位で前腕の肺経を指圧する時に注意するポイントは、前腕がやや回内位になっていることです。(例外もある)

大胸筋の短縮などにより、上腕骨が内旋している事が主な原因と思われますが、

仰臥位では、上肢がやや内旋位の方がリラックス出来るのでしょう。

回内している前腕では、橈骨がやや前方に位置するため施術面が傾斜します。

肺経の中でも、尺沢や孔最など前腕で筋肉の厚みがある部位は、この傾斜している面に対して垂直に圧が入らないと、ツボを捉えることが出来ません。

拇指揉捏などで、肺経の走行する面の傾斜を確かめてから、ツボを正確に捉えることが大切です。

また施術時に、患者さんの手関節あたりを軽く把持して、肘関節を軽度屈曲位にする場合は、その面に対する垂直も考慮する必要があります。


②橈骨を押さない

肺経は前腕の橈側を走行します。
やや回内位になっている前腕の肺経ラインをそのまま床方向に圧を入れてしまうと、

橈側に付着している筋群が内方へ移動してしまい、施術者の拇指はそのまま橈骨に当たってしまいます。

このような圧は、骨膜刺激となり不快な痛みを与えてしまいます。

掌側面の外側に肺経は流れていますが、外側を狙い過ぎると、経絡やツボを捉えることが出来ません。

肺経の走行ラインと、腕橈骨筋などの筋の隆起や橈骨との位置関係を把握しておきましょう。


③左前腕の肺経を施術する時は、施術者は右手の拇指を使う

施術に使う手指は、施術者のやりやすい方で良いのですが、

まず基本手技として、上記のパターンで行って下さい。

左前腕の肺経に拇指圧や拇指揉捏を行う時は、右手で手技を行う方が、患者さんの前腕に手指がフィットして、肺経を捉えやすいのです。

これは、理屈ではなく感覚的なことです。

相手の前腕を「つかむ」のではなく、「つかまる」ような感じで、筋肉の形状に合わせて手指を当てて手技を行うと、

圧痛があっても、患者さんは防御せずリラックスして施術を受けることが出来ます。


以上、3つのポイントを知っていれば、肺経の尺沢や孔最を垂直に捉え、治療反応が起きる圧となります。


※経絡やツボ、トリガーポイントなどは、症状や体質などにより変動しますので、実際の臨床では上記の基本を理解したうえで、臨機応変に施術を行うことが大切です。



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