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指圧治療家がお伝えする 経絡治療・トリガーポイント療法

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瘀血証の肩コリ(痛み)

「肩がコルというか刺すような痛みがある」と訴える方がいます。
この「刺すような」というキーワードが出てきたら「瘀血証」でしょう。

首や肩コリの部位を施術するだけでは対症療法に過ぎず、揉み方によってはかえって症状を悪化させてしまうかもしれません。

トリガーポイント(TP)治療では、肩の痛む部位に関連のある、頚部の筋肉や僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋などのTPを指圧します。

刺すような痛みのある局所に関しては、軽く圧をかけて反応を診ます。
「虚実補瀉」という考えはここでは少し置いておいて、
「拒按と喜按」というふうにシンプルに考えてみます!

按じて(母指圧をして)、腫れ物に触れられるような痛みがあれば、局所は施術しない。
または、手当てをするように優しい圧をかけ筋緊張を和らげるようにしたり、摩るような軽い揉捏で痛みを散らしたりするなどの技法も良いでしょう。

痛む所に手を当ててもらうだけで、気持ちが良いのと、安心感がありますからね。

按じてみて、痛くても気持ち良さがあれば、適圧で指圧することにより治療効果が期待出来ます。
圧痛により、患者さんの身体が緊張しないように響く感じを確かめながら指圧します。

中医学では、血瘀という病理産物が溜まった状態を瘀血証といいますが、その血瘀を押し流す治療をします。

瘀血証の治則は「行気活血」で気と血の流れを一気に良くする治療を施します。
治療穴は、太衝、三陰交、内関、間使の4点セットですが、内関と間使は1寸の違いですから2穴セットで診て圧痛反応の強い所を指圧すると良いと思います。

この場合、瘀血という実証ですから瀉法の指圧になります。

特に瘀血の肩コリ(痛み)には、4穴の中でも上肢にある内関と間使は良く効くように思います。
私はもう少し範囲を広げて、内関から郄門までの部位で一番圧痛の強いところを狙います!

また、「痛い」という症状は陽経の異常の事が多いですから、
大腸経の曲池、手三里、三焦経の天井や裏三里(手三里と同じ高さの三焦経ラインに取る)などを指圧して圧痛や響きを確かめ、

そのツボを圧しながら、肩の痛む局所の圧痛の軽減や硬結の感触が変わるかを診て治療穴とします。

このように、症状が「痛み」なのか「重ダルい」のかにより、治療法が変わってきます。
過労やストレス、飲食の不摂生なども関与してる可能性も考え、治療を組み立てていくと良いですね。

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