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指圧治療家がお伝えする 経絡治療・トリガーポイント療法

経絡按摩・経絡指圧・トリガーポイント療法・中医学・AKA療法・講習会、セミナーについて、指圧塾 塾長のブログ

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指圧塾 頚部・肩上部の経穴、トリガーポイント

27日は、指圧塾の日曜コースを開催しました。

午前中の基本手技コースでは、
伏臥位での頚部と肩上部の指圧法を行いました。

頚部では、
後頭骨下縁と後頚部に対して、垂直を捉える指圧法の練習を行いました。


後頭骨下縁は、
経穴では、天柱や風池、完骨
トリガーポイント(TP)では、後頭下筋群や頭半棘筋第1、頭板状筋などのTPが形成される部位であり、

頭痛やめまい、目や鼻、耳症状などに対しての治療では重点部位となります。

後頚部は、頭半棘筋第2、頚板状筋第1などのTPが形成される部位で、こちらも頭痛や目の症状には必須の治療ポイントになります。

肩上部のツボでは、肩井や天髎。
TPは、僧帽筋や肩甲挙筋などの、
首肩の痛みや頭顔面部の症状には重要な治療部位です。


これらの経絡経穴学やトリガーポイントの知識を知っている事はもちろん大切ですが、

ツボやTPを響かせる技術によって、治療反応が起こります。

施術部位の骨格の形状や筋肉の性質に合わせて垂直を捉え、適切な深さまで圧を浸透させる事が重要です。


そして、
拇指や手指の当て方、体重をかける時の身体の使い方などのコツもお伝えさせて頂きました。

施術部位が変わっても、指圧法の基本は同じです。

基本をしっかり身につけて、
ツボやトリガーポイントに安定持続圧を行う技術をマスターしましょう。



指圧塾では、

・治療反応を起こす指圧法の基礎
・症状別の経絡治療や経穴学
・筋肉別のトリガーポイント療法
・仙腸関節を中心とする関節の治療技 術であるAKA療法

などを学ぶ事が出来ます。

指圧塾
指圧療法・経絡治療・トリガーポイント療法の講習会
http://shiatsu-juku.com/










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テーマ:心と身体 - ジャンル:心と身体

尺沢・孔最の指圧法で知っておくべき3つのこと

前腕の掌側面には、手に流注する経絡の中で、陰経が3本走行しています。

その中で、解剖学的正位にした時に一番外側を流れるのが肺経です。

今回は、肺経の経穴である尺沢と孔最の指圧法で、知っておくべき3つのポイントを説明します。


①前腕はやや回内位になっている

仰臥位で前腕の肺経を指圧する時に注意するポイントは、前腕がやや回内位になっていることです。(例外もある)

大胸筋の短縮などにより、上腕骨が内旋している事が主な原因と思われますが、

仰臥位では、上肢がやや内旋位の方がリラックス出来るのでしょう。

回内している前腕では、橈骨がやや前方に位置するため施術面が傾斜します。

肺経の中でも、尺沢や孔最など前腕で筋肉の厚みがある部位は、この傾斜している面に対して垂直に圧が入らないと、ツボを捉えることが出来ません。

拇指揉捏などで、肺経の走行する面の傾斜を確かめてから、ツボを正確に捉えることが大切です。

また施術時に、患者さんの手関節あたりを軽く把持して、肘関節を軽度屈曲位にする場合は、その面に対する垂直も考慮する必要があります。


②橈骨を押さない

肺経は前腕の橈側を走行します。
やや回内位になっている前腕の肺経ラインをそのまま床方向に圧を入れてしまうと、

橈側に付着している筋群が内方へ移動してしまい、施術者の拇指はそのまま橈骨に当たってしまいます。

このような圧は、骨膜刺激となり不快な痛みを与えてしまいます。

掌側面の外側に肺経は流れていますが、外側を狙い過ぎると、経絡やツボを捉えることが出来ません。

肺経の走行ラインと、腕橈骨筋などの筋の隆起や橈骨との位置関係を把握しておきましょう。


③左前腕の肺経を施術する時は、施術者は右手の拇指を使う

施術に使う手指は、施術者のやりやすい方で良いのですが、

まず基本手技として、上記のパターンで行って下さい。

左前腕の肺経に拇指圧や拇指揉捏を行う時は、右手で手技を行う方が、患者さんの前腕に手指がフィットして、肺経を捉えやすいのです。

これは、理屈ではなく感覚的なことです。

相手の前腕を「つかむ」のではなく、「つかまる」ような感じで、筋肉の形状に合わせて手指を当てて手技を行うと、

圧痛があっても、患者さんは防御せずリラックスして施術を受けることが出来ます。


以上、3つのポイントを知っていれば、肺経の尺沢や孔最を垂直に捉え、治療反応が起きる圧となります。


※経絡やツボ、トリガーポイントなどは、症状や体質などにより変動しますので、実際の臨床では上記の基本を理解したうえで、臨機応変に施術を行うことが大切です。



指圧塾では、

・治療反応を起こす指圧法の基礎
・症状別の経絡治療や経穴学
・筋肉別のトリガーポイント療法
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指圧塾 伏臥位 肩上部・頚部の指圧法

昨日は、指圧塾の基本手技コースを開催しました。

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伏臥位での肩上部・頚部の指圧法を行い、頭顔面部に響く垂直な圧になるように、理論を交えなら実技中心に学んでいきました。

肩上部の筋肉の垂直を捉えるポイントは大きくは2つあります。

①なで肩気味になっている角度に対して垂直。

②上部胸椎の後彎(猫背)度合いに対して垂直。

この2つのポイントをしっかり意識して、また手指で感じとって拇指圧を行う事が重要となります。

そのためには、拇指揉捏を上手く行い、肩上部の筋肉の質感や形状を感じとる事も大切です。

頚部の指圧法では、頚椎の前彎度合いや、筋肉の走行、付着部位を意識して拇指圧を行います。

響かせる圧にするためには、後頭骨や頚椎の椎弓を受けにして、一直線に圧を入れていくことです。

下頚部は筋肉が盛り上がり、肩上部へと繋がっていく部位ですので、施術のしやすいポジションから垂直を狙い、体重をかけていくと圧が深部まで浸透します。

拇指圧や拇指揉捏を行う時に、当然のことのように思われますが、拇指に体重が乗っていることが重要です。

意外と、四指や手掌の中央の方に体重が乗ってしまい、肝心の拇指からは圧が入ってこない施術になっている事があり、この事は施術者本人も気がつきません。

拇指で指立て伏せを行うような過酷な技法ではなく、

拇指や四指の当て方、手首の角度などにコツがあるのです。

重ね拇指圧や並べ拇指圧、片手拇指圧など、症状や体質に応じて様々な手技がありますが、

骨格や筋肉に対して、フィットするように手指を当て、メインとなる拇指にしっかり体重が乗ることによって、
治療反応が起きる安定持続圧となります。


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頭半棘筋・頚板状筋・僧帽筋トリガーポイントの指圧法、意識の大切さとは

一昨日は、定例のスタッフ研修会を行い、
頭半棘筋第1と、頚板状筋第2、僧帽筋第2、第4のトリガーポイント(TP)の指圧法を行いました。

頭半棘筋第1TPは、後頭骨下縁や筋の停止部あたりに形成されやすく、TPが活性化すると、コメカミや側頭部に関連痛を出します。

筋の停止部あたりのTPは、硬結を後頭骨に真っ直ぐ圧し当てるように、持続圧を行うと、頭部に良く響きます。

頚板状筋第2TPと僧帽筋第2TP、第4TP、これら3つのTPは、肩甲骨上角と脊柱の間に形成されますが、

それぞれのTPを意識して狙う事が大切です。

頚板状筋第2TPは、「頚」という字が付くように、首の筋肉という意識で拇指を沈めていきます。

大きな筋肉に邪魔をされないように、細い部位に切り込んでいくイメージです。

僧帽筋第2TPは、肩上部でもなく、上背部でもない感触の部位に形成されます。
肩上部のやや後方のカーブする面に対して垂直に捉えます。

僧帽筋第4TPは、上背部という意識で拇指を当て圧をかけていくと、背中の筋肉という感触が伝わってきます。

各トリガーポイントの関連痛パターンを把握しておき、ピンポイントで狙える技術が必要となります。

伏臥位での肩甲骨内縁や上背部の指圧では、胸に圧迫感を与えないように圧をかけていくことが重要です。

拇指圧の時は、体重が四指や手掌ではなく、拇指に真っ直ぐ乗ってくるように意識を集中します。

各筋肉の走行や性質を考慮して、また胸郭の丸みに対して垂直に圧が入ると、治療効果のある響く圧となります。



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膝痛の指圧療法のポイントとは/経絡治療・トリガーポイント療法

膝痛を訴えて来院された患者さんがいます。

疼痛部位は、膝蓋骨下やや内側で、ツボでいうと内膝眼のところです。

大腿四頭筋を良く緩めるのですが、その中でも大腿直筋第1と内側広筋第1のトリガーポイント(TP)が重点部位となります。

拇指揉捏で、硬結やTPの圧痛を確かめて、一番反応の強いポイントに拇指持続圧を行います。

そして、膝窩の硬結も揉捏で良く緩めます。
ツボでいうと、膝窩には委中を中心に陰谷、委陽とありますが、これらのツボの治療は膝痛に良く効きます。

三関節原理で考えていくと、股関節と足関節との連動性も大切ですので、

殿部筋群と足底の筋肉を良く緩めて、膝関節への負担を軽くします。

経絡的には、脾経の異常と考えますので、
脾経が流れている脛骨内側縁の硬結を捉えて響かせます。

陰陵泉や地機、三陰交などの部位で、気の流れが滞っている事が考えられます。

また、背部では脾・胃経の異常があらわれる脾兪や胃兪、意舎、胃倉の4穴で一番硬結圧痛反応の強いツボの持続圧も重要となります。

身体全体を施術したあとに、仰臥位で膝窩の硬結や圧痛の反応を確かめてみると、施術前よりも軟らかくなり圧痛も軽減されていれば、膝の痛みも改善している事が多いです。

慢性化している膝関節痛は、一回の治療では、改善が認められない事もありますが、
原因となっているツボやTPを捉えて響く感じが得られれば、患者さんは治療効果を実感して治療を継続してくれます。そして、信頼関係を築いていくことによって治癒へと向かっていきます。



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