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指圧治療家がお伝えする 経絡治療・トリガーポイント療法

経絡按摩・経絡指圧・トリガーポイント療法・中医学・AKA療法・講習会、セミナーについて、指圧塾 塾長のブログ

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背腰部に圧痛の無い腰痛/経絡治療・トリガーポイント療法

腰痛を訴えて来院された患者さんです。

中腰での作業をしていたら腰に違和感を感じ始め、どんどん痛くなり、前屈動作が困難になってきて、このままでは動けなくなるかもしれないと、来院されました。

立位での動診は、前屈動作のみ痛みがありました。
疼痛部位は腰部L2高位の真ん中あたりです。

始めは、側臥位で最長筋と腸肋筋、深部脊柱筋(T9〜L5)に拇指圧を行いましたが、圧痛反応はありませんでした。(両側とも無し)

続いて、腰痛の原因となりやすい中殿筋のトリガーポイント(TP)に肘圧を行うと、左側の中殿筋第3TPに圧痛はありましたが、いつもの慢性腰痛時の圧痛と同じで、「それです!」という圧痛ではないようです。

背腰部と殿部に圧痛がありませんでしたので、脊柱起立筋や殿筋群を痛めたわけではなさそうです。

このような場合は、大腰筋のTP活性の可能性が高いと思います。
両側ともTP活性しているポイントを捉えると強い圧痛があり、腰部に響く感じがありましたので、十分に持続圧を行いました。

発症状況から、瘀血の証も考えられましたので、

行気活血を目的に、
三陰交と内関、間使を治療穴として瀉法の指圧を行いました。

施術後は痛みは半減しておりましたので、生活指導としては、絶対安静というわけではなく、同じ姿勢が長く続かないように、少しずつ身体を動かしたり、腰をほぐす目的で15分程度の軽いウォーキングをすると良いです。とお伝えしました。

疲労の蓄積や天候不順などにより、少しずつ体調が悪くなってくると、このようなタイプの腰痛が出やすいです。

疼痛部位の圧痛の有無を確かめ、TP活性や気血の滞りを頭に入れて、治療を行うと良いですね。


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意舎・胃倉の凹み/臓腑の虚実

慢性的な左側の肩コリを訴えて来院された患者さんがいます。

2.3ヶ月に一度位来院されますが、辛くなる肩コリは決まって左側です。

利き腕が左側なので、日常良く使われる事もあると思いますが、
よくお話しを聞くと、慢性的に胃の調子が悪いそうです。

肩コリを東洋医学的に診ますと、脾・胃経の異常は左側に、肝・胆経の異常は右側にあらわれる事が多いと思います。

しかし、必ずしもそうではないので、先入観を持たずに診察する事は大切です。

今回の患者さんの治療では、首肩周りを良く緩め、

背腰部の膀胱経1行線と2行線に診断按摩を行うと、左側の意舎と胃倉に強い圧痛反応がありましたので、治療穴として十分に拇指持続圧を行いました。

また、上肢では胃経の異常がよくあらわれる曲池と手三里にも圧痛反応がありましたので治療穴としました。

背腰部兪穴を中心に臓腑の異常を診て、一番の硬結圧痛反応を捉える事は症状改善にとても重要です。

今回の患者さんの場合、
患側の左首肩周りよりも、右側の方が筋肉が硬く盛り上がり、

左側の意舎と胃倉も圧痛反応は強かったですが、筋肉の硬さはなく凹んでいる感じでした。

経絡指圧では、この状態を虚のコリと表現しますが、

慢性化して長い期間経ってますので、左側の気の流れがとても悪く、筋肉に張りがなく元気のない状態になっていると考えられます。

見かけ上、盛り上がって張っている部位(実)と力なく凹んで見える部位(虚)とありますが、

どちらも治療上重要なヒントになります。

臓腑の虚実を診て、一番効くツボを押された患者さんは、「そこを治療してもらえば治る!」という感覚を持ってくれて、信頼関係を築く事にもつながります。




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頭半棘筋・斜角筋の指圧法

首肩コリと全身の疲労を訴えて来院された方がいます。
寝ても休んでも疲れが取れないという、
慢性疲労症候群という状態ですね。

良くお話しを聞くと、最近仕事が忙しいため、過労と強いストレスが大きな原因だと思われます。

このように交感神経が過緊張にある方は、頭半棘筋と斜角筋に強い筋緊張がありますので、両筋を良く緩める事が大切です。

トリガーポイント(TP)の関連痛の考えというより、施術によって自律神経に作用しやすい筋肉なのです。

頭半棘筋は、頚椎棘突起の際にある筋肉で、垂直に狙っても硬結や筋束に逃げられて押圧しにくい筋肉です。

棘突起から横突起に向かうカーブする部位(椎弓)を受けにして、集中して丁寧に狙うと捉える事が出来ます。

斜角筋は敏感な部位ですので、側頚部というよりは前頚部という意識を持って狙うと当たりが良くなります。

スジ状に硬くなっていますので、押すという意識ではなく、「手指を当てる、押さえる、蓋をする」という感覚で丁寧に施術をする事が大切です。

斜角筋に正確に圧が入ると、肩甲骨や上肢によく響きますので、
「背中や腕に響きますか?」と、こちらから聞いてあげると患者さんも不安なく施術が受けられます。

頭半棘筋は頭部に、斜角筋は上肢などによく響く筋肉ですので、

両筋を治療する時は、瞑眩反応を最小限にするため、首肩周りの局所治療ではなく全身に施術を行い、身体全体の血流を良くする事も忘れてはいけません。


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表裏経・同名経で全身から治療する/経絡治療

首肩コリや頭顔面部の症状では、中焦の弱りが原因となっている事が多いため、肝・胆・脾・胃経の背部兪穴が並ぶ、膀胱系1行線に診断按摩を行い、一番の硬結圧痛反応のあるツボはどの臓腑の弱りをあらわしているかを確かめます。

そして、上焦にある背部兪穴も症状のある部位に近いため、施術上大切です。

肺兪、厥陰兪、心兪と並びますが、ここでも拇指圧と拇指揉捏で診断按摩を行い、一番の硬結圧痛反応を診ていきます。

例えば、肺兪に一番の反応を認めれば、肺経の弱りが原因の一つとなり、

肺経の表裏経の大腸経、同名経の脾経、表裏同名経の胃経と、

一つの経絡の異常から、その他3つの治療対象となる経絡が考えられます。

この場合ですと、背腰部を施術する時は、肺兪と脾兪、胃兪、大腸兪。

四肢の施術でも、上記の4つの経絡を
治療経絡とすると、症状に対して全身から治療を行う事が出来ます。

理論通りいかないケースもありますが、それはそれで身体が発してる重要な情報となりますので、基本をしっかり押さえた上で、対応出来ると良いですね。


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環椎後頭関節のAKA療法など/経絡按摩・関節運動法

昨日は、経絡按摩・関節運動法講習会に参加してきました。

関節運動法とは、AKA(関節運動学的アプローチ)に中医学の理論を応用した整体法です。

昨日は頚椎の手技の練習を行いました。

棘突起の左右圧迫による滑り法では、頚椎6.7番や2.3番の手技による、ノドへ響く感じを体感出来ました。

特に頚椎2番の調整は頭顔面部の症状に影響が強いので、滑り法や側屈、回旋、後方伸展と、どの手技も重要になります。

また、環椎後頭関節の手技も、狙う部位によって、目や鼻、耳症状に大変効果があります。

日常の臨床でも、後頭下筋群や頚部筋群を良く指圧療法で緩めてから、頚椎や環椎後頭関節の関節運動法を行うと、相乗効果が期待出来ます。

経絡按摩では、膀胱経2行線の拇指圧、拇指揉捏の練習を行いました。

特に重視したのは、魂門、陽綱、意舎、胃倉の硬結圧痛を捉える事です。

中焦の臓腑の弱りは様々な症状と関係してきますので重要です。
拇指揉捏を幅広く行うことで、2行線のさらに外側の硬結も捉える事が出来ます。

肋骨があり、施術がやりにくい部位ですので、胸郭の丸みに合わせて丁寧に揉捏することが大切です。

臓腑の弱りを診て、治療対象となる経絡のツボに対して、拇指圧と拇指揉捏、また経絡の走行する関節に関節運動法を行うと、按法と摩法の組み合わせにより治療効果が高まります。


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目の症状の治療ポイント

月に一度、身体のメンテナンス目的で来院される患者さんに、眼精疲労の治療をリクエストされました。

目の症状に関連するトリガーポイント(TP)は、後頭下筋群と頚板状筋第1、僧帽筋第1、そして胸鎖乳突筋TPです。

もともと、慢性的な首肩コリはある方ですが、上記TPに持続圧を行うと目の奥や頭によく響きました。

経穴学では、風池や天柱、肩井、合谷、光明、照海などが目の症状に良く効きます。

これらの経穴も治療穴として、TPと併せて首肩周りを良く緩めると、治療後は視界が明るくクリアになったと言われました。

目が病的な症状になると、中医学では肝胆湿熱証という実証と考えます。

そういう場合は、上記の治療穴に加え、湿熱邪を取り去るツボとして、太衝や陰陵泉、地機、内関、間使を治療穴とすると治療効果があります。

予防の意味でも、湿熱邪を溜めないように、下腿の胃経・脾経や、背部兪穴の肝兪、胆兪、脾兪、胃兪を治療して、中焦の臓腑の働きを良くしておく事が大切です。


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足背の肝経ラインの痛み

足背の肝経ライン、ツボでいうと太衝のあたりに強い痛みが走るという方が来院されました。

数日前から、ふくらはぎや足の指が頻繁につっていたそうです。

時間の関係で局所治療を行いました。
足がつると言えば、必ず腓腹筋を狙います。
すると、腓腹筋第1トリガーポイント(TP)に硬結と強い圧痛反応があり、足底の土踏まずや大腿後側、殿部にまで響きました。

足背の疼痛部位は肝経のラインですが、この部位は胃経の指圧でもよく響くところです。

特に前脛骨筋の内側際から硬結を捉えると足背の第1と第2中足骨の間に響き、肝経に効かせる事が出来ます。

また、足の甲の痛みには長趾伸筋のTPからの関連痛が考えられるので、硬結を捉えると強い圧痛があり、疼痛部位に強烈に響き、持続圧をしていると、患側の下肢全体に響いていきました。

患者さんは、「そこを治療してもらえば、全部治る気がする!」と言われました。

長趾伸筋TPを垂直に捉えるには、前脛骨筋とは違った角度で狙います。

筋肉の丸みに対して素直に垂直というよりは、ややベッド方向に狙うイメージで圧をかけると、響く圧になります。

症状や体質によって指圧の角度は変わってくるでしょうから、拇指揉捏で硬結の形状を確認すると、正確に拇指圧で垂直を捉える事が出来ます。


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肩コリ治療には手三里・足三里

手三里は大腸経のツボですが、ほとんどの方に圧痛反応があります。

腕は毎日使うからとも言えますが、
肘痛や手首の腱鞘炎などの症状もないのに、なぜこんなに痛いのだろう?と不思議がる患者さんも多いです。

特に首や肩上部、肩甲間部にコリ感がある人は、手三里に硬結圧痛反応がある人が多く、肩コリの治療穴になります。

強く押してしまうと、防御反応から身体が緊張してしまい、首肩周りに気がめぐりません。

患者さんが、力まず耐えられる範囲での圧痛で響かせるように指圧をするのがポイントです。

大腸経ですから、示指に響いたり、敏感な方は首肩周りがスッキリ軽くなっていく感覚が得られます。

手三里は足三里と関係が強く、両穴とも胃の弱りがよく現れるツボです。
(大腸経と胃経は同名経)

肩コリ治療で、手三里に圧痛があれば、足三里も併せて治療すると効果的です。

肩コリを自覚する人は多く、
また、手三里と足三里に圧痛反応がある人も多いという事は、

肩コリは、胃の弱りが原因の一つである事が多いとも考えられます。

慢性的な陽経の異常は、陰経から起こっている事が多いですので、

胃経の弱りは脾経も治療対象として重要で、

さらに、脾胃をコントロールしているのは、肝の働きです。

頑固な肩コリには、中焦の気の流れを良くする治療も大切なのです。

その上で、手三里や足三里の圧痛を捉え、十分に響かせると頑固な肩コリは緩んできます。


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めまいの中医学治療

めまいの症状がある方は、脾経の働きが悪くなっていて、痰湿が停滞し、気の昇降がスムーズに行われなくなっています。

痰湿を作り出してしまう食生活に問題がありそうですが、運動不足やストレスによる原因もありそうですね。

強いストレスによって肝経が弱り、脾経や胃経をコントロール出来なくなると痰湿が溜まってしまいます。

治療は、太衝の瀉法、
そして痰湿を取り除く作用の強い足三里や豊隆、陰陵泉、地機などを中心に、下腿の胃経と脾経に瀉法の指圧を行います。

また、ストレス症状に効果的で、気の詰まりを取る作用のある、内関、間使にも瀉法を行います。

これらの治療によって、気の流れに働きかけてから、昨日書かせて頂いたトリガーポイント(TP)を治療すると、さらに治療効果が高まります。


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めまいのトリガーポイント療法

めまいに悩まされている患者さんが治療に通って来られています。

主訴は股関節痛や坐骨神経様の症状ですが、全身の施術をしますので、めまいの治療もやらせて頂いています。

めまいに関与するトリガーポイント(TP)は、僧帽筋第1と胸鎖乳突筋、外側翼突筋、咬筋です。

首や肩のコリも強くありますので、しっかり緩めます。

また、自律神経の調整も乱れていて、交感神経の過緊張も考えられるため、斜角筋の施術も大切です。

上記4つの筋肉のTPを捉えたら、圧痛による防御反応を起こさせないように、じっくり時間をかけて解していきます。

TPの圧痛というよりも(押されている所よりも)、響く感覚の方がしっかり感じられるように、丁寧な押圧を心がけます。

今回の患者さんは、外側翼突筋と咬筋の持続圧の時に、とても気持ち良くて眠くなると言われていました。

施術によって、副交感神経が優位になっていく反応だと思います。

頭部に響かせるように、首肩周りを良く刺激しましたので、瞑眩反応を最小限に抑える目的で、上肢の施術も行いました。

治療後のフラつき防止には、合谷の指圧は効果的です。

瞬時に改善とはいきませんが、治療ポイントに硬結圧痛反応があり、気持ちの良い響き感もありましたので、次回以降も同様の治療を続けて経過を見ていきたいと思います。


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