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指圧治療家がお伝えする 経絡治療・トリガーポイント療法

経絡按摩・経絡指圧・トリガーポイント療法・中医学・AKA療法・講習会、セミナーについて、指圧塾 塾長のブログ

下腿前側部の指圧法

10月20日(木)の指圧塾 初級コースでは仰臥位での下腿前側部(腓骨筋群含む)の指圧法を行ないます。

脛骨の外側には前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋が付着していますが、これらの筋群は硬く感じられる筋肉のためしっかり圧を入れていきます(強押しするという意味ではない)。

重ね母指圧や並べ母指圧で、脛骨や筋自体を受けにして安定持続圧をします。

脛骨外側顆から3〜4寸下がったところが筋が一番太くなり、そこから遠位にかけて細くなっていきます。
骨模型を見てイメージするとわかりやすいですが、脛骨はやや外側と前側にカーブしていますので、筋肉と骨の形状に合わせて垂直に圧を入れます。

仰臥位になると、下肢はやや外旋し脛骨外側に付着する筋群は施術しにくくなります。
この場合、無理につま先を天井に向けてしまうと膝が浮いてしまったり、ソケイ部に不快感を与えてしまう事がありますので、下肢の骨を転がすように自然に少しだけ内旋して施術すると良いでしょう。

腓骨筋群は細いですので、筋腹や硬結の中心部、筋の前縁や後縁を的確に狙います。
後縁を狙う時は腓骨に母指が当たらないように気をつけましょう。筋肉に触れているつもりでも、圧の方向がズレると腓骨に刺激がいってしまいます。

仰臥位での脛骨の内縁の施術は、筋肉というよりは脾経の指圧になります。脾経よりわずかに後方には小腸経(増永経絡)も走行していますので証によっては施術対象になります。

この二つの経絡の施術は膝下に枕などを入れ、膝関節を軽度屈曲位にすると捉えやすくなります。
または、それぞれの経絡伸展ポジションで施術をする技法もあります。
母指を脛骨に当てないよう体表からは触れられない骨の丸み部分をイメージして指圧します。

仰臥位での下腿前側部の指圧法では、施術部位を安定させるための、四指の当て方も重要ポイントになりますので学んでいきましょう。

・効かす 響かす指圧法が身につく
・少人数制による徹底指導
・どの回からでも参加OK

杉本指圧塾
http://www.sugimoto-chiryouin.com/chiryoujuku.html

初級コース詳細
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足底部のトリガーポイント

足底にはいくつかの筋肉がありますが、今回はトラブルの多い3つの筋肉のトリガーポイントを取り上げます。
まずは足底方形筋。この筋肉のトリガーポイントは踵の痛みの原因になります。踵骨のヘリにTPは形成されやすいですが、筋の付着部位をしっかりイメージしたうえで調摩をして硬結を見つけます。



踵骨のヘリは圧痛反応が良くあります。「失眠」というツボや「小腸経」の反応も考えられますので、それらも考慮して足底方形筋TPを捉えます。

どの筋肉にも言える事ですが、筋腱移行部や腱の骨付着部などは硬結が形成されやすく、按じてみてジャンプサインや患者さんが「先生、そこですー!」という反応をみて治療ポイントとするといいですね。

続いて短趾屈筋。この筋肉のトリガーポイントが活性化すると足底前方部に痛みを出します。湧泉の周囲や各趾の中足骨頭のあたりですね。



トリガーポイントは足底の中心部、いわゆる「足心」あたりで硬結を捉えます。
踵やつま先が痛くて歩くのに足が着けないなどの、足裏のトラブルは女性に非常に多く、整形外科を受診すれば、足底筋膜炎や骨棘が原因と診断されるでしょう。このようなケースでも指圧が著効を示すこともあります。

足部の自覚症状が無くても、足底方形筋と短趾屈筋にはトリガーポイントが形成されている事が多く、これらを緩める事により、腰下肢の症状の予防、改善の助けになります。
この二つの筋肉のTPを指圧するのに、私は側臥位で施術する事が多いです。
足根骨で形成されるアーチがしっかり受けになってくれて垂直が捉えやすく、下肢全体に「効く~!」という響き感が得やすいように思います。

三つ目は、短母趾屈筋です。
この筋肉は通風や外反母趾などでもトリガーポイントが形成され、母趾の付け根や裏に痛みを出します。



この部位はリフレクソロジーの胃の反射区もあり、また経絡的にも母趾には肝経、脾経が流れているため飲食の不摂生やストレスなども重なり硬結圧痛反応が出やすいです。
骨際にもTPは出来やすいですが、第一中足骨頭や底、内側楔状骨に当てないように垂直に圧を入れます。
上記三つの筋肉以外にも症状によっては治療対象となりますが、心身に何かしらの不調を抱えている場合は、足心周囲や土踏まずを丁寧に指圧で緩めていく事により身体全体の調整にも働きかけるのではないかと思います。

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湧泉の指圧

湧泉は泉が湧き出ると書くように、圧せば(押すという字は力で押すイメージがあるので、あえて圧すと書きます)疲れが取れてどんどん元気になる経穴として有名ですね。

ここではもう少し中医学的に考えてみましょう。

湧泉は腎経の経穴であり、腎の働きといえば、気・血・津液・精の中でも特に精と関わりが深く、腎に封蔵されている精を「腎精」と言います。
高齢になってきますと、少しずつ腎精が少なくなってくるのですが、症状の現れ方としては、

①心身が弱ってきて元気がなくなっているタイプと、②腎精の流れが詰まっているというか、精が上手く働けていないようなタイプがあると思います。

①のタイプは腎虚と言われ、腎虚でも腎陰虚と腎陽虚に分かれますが、我々が臨床上診る事が多いのは腎陰虚の方でしょう。

②のタイプですが、最近のお年寄りは元気ですよね。1日3食しっかり食べ、10時と15時にはおやつも食べ栄養満点(?)。それでいて交通機関が発達しているため運動不足になりやすく、そして現代社会に対して、または人間関係などでストレスも溜まっている。
私が子供の頃目にしていたお年寄りとはずいぶん印象が変わってきています。

ですので、①の腎陰虚という虚証がベースにありながらも、②の実証のような症状の出方もあると考えられます。

話しは少し変わりますが、湧泉はリフレクソロジーでの副腎の反射区と重なる部分もあります。

副腎は髄質と皮質がありますが、ともにストレスに対抗する働きがあります。
ストレスといっても①落ち込んでヤル気が出なくなっているタイプと、②イライラや怒りでカッカしてるタイプとに分かれます。

そこで湧泉の指圧法ですが、湧泉は五行穴では井穴に配当され、井穴にはその経絡を通す作用が強くありますので瀉法に用いるのに適していますが、
経絡でいう「腎経」、また内臓としての「副腎」がどのような状態かをきちんとイメージして指圧を施すといいですね。

高齢者だけでなく、中高年以上になってくると「冷えのぼせ」という症状も多く見られます。
湧泉は熱を降ろす作用もありますから、ストレス対策も含めて湧泉の指圧法をマスターしましょう。

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足底・足背部の指圧法

10月6日(木)の指圧塾初級コースでは、仰臥位での足底部・足背部の指圧法を行います。

足部は足根骨や中足骨などにより足底アーチが形成されています。
アーチは足裏内側の方が深く外側の方が浅くなり、踵寄りは硬くつま先寄りは柔らかく感じます。
そして丁寧に触察すると、骨や筋硬結などにより凹凸があります。

足底から全身に響かせる圧にするためには、それらの事を考慮して垂直を捉えなければいけません。
また、安定した圧にするために足の甲を包み込むように手を当てます。
実はこの支え手がとても大切です。

茶道の大家、千利休の教えに「右の手を扱ふ時はわが心 左の方にあるとしるべし」とあります。
指圧の技法でもこの精神は通じるところがありまして、
圧を入れる手と受ける手の両方が、全ての面に対して垂直になることによって治療反応が起こる圧になります。

また、足底部が緩んでくると足関節の拘束が取れてきて、膝関節、股関節との連動性が良くなってきます。

基本的な技法は仰臥位で練習しますが、側臥位で下になっている側の足底部を指圧する技法もあり、経絡反応や臓腑、頭(脳)に響く感じや、下肢の三関節(股関節、膝関節、足関節)の拘束に効く感じなどを体感されると足底の治療が面白く感じられると思います。

特に女性は足部のトラブルが多いですし、足部からのアプローチに反応しやすいですから重要な技法になります。

足背部は骨間筋に対する指圧法になりますが、様々な症状に治療効果が期待出来る重要な経穴(太衝、内庭、陥谷、足臨泣など)がいくつかあり、技法としては瀉法がメインになります。

経絡経穴、トリガーポイントに関しては中級コースで学んでいきますが、それらの「ツボ」を活かすための按法(安定持続圧)を初級コースで身につけたいと思います。

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指圧塾 無料体験講座

指圧塾 無料体験
昨日、10月から開講する指圧塾の無料体験講座を行いました。

母指圧、母指揉捏のテクニックや丹田を意識した重心移動、按法と摩法の違いなどを勉強し、
実践では背腰部の指圧法を行いました。

治療反応を起こさせるには、脊柱の彎曲度合いや胸腰移行部の筋肉の肥厚、さらに胸当てマットの傾斜
を考慮して垂直に圧を入れなければなりません。

背部兪穴や脊柱起立筋のトリガーポイントに安定持続圧を施すと様々な治療効果が期待できます。

杉本指圧塾では、全身各部位に対して治療反応(経絡反応)を起こす指圧法をお伝えしていきます。
無料体験講座は9月18日(日)にも行います。まだ空きがございますので是非ご参加下さい。

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